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アカムツ釣り(カンネコ)仁徳丸 釣行記

Kanchan(@kanchanblog)です。

久しぶりの釣行記です。

FIREをテーマにしたブログにしようと決めてから、お金関連の話が多くなってきましたが、趣味、生活全般についての発信も広く言えばFIREに関係する「人生」だなと思い、書いていくことにしました。

書きたい(書きやすい)だけなんですけどね^^;

アカムツ釣りについて

今回行ったのは仁徳丸@波崎のアカムツ釣りです。

釣り場はカンネコ(寒猫)根と呼ばれる波崎沖のポイントで、初夏から秋にかけて産卵のためアカムツの群れが入ってきて釣れるようになり、アカムツ釣りポイントとして有名でした。

アカムツは「夏の釣り物」として人気でしたが、ここ数年は犬吠埼沖のアカムツが開拓されて、冬も釣ることが出来るようになり1年通して釣れる魚になりました。

ただ犬吠埼沖の方が遠く、釣り場まで2時間近い移動があり、潮流も速く、波も高くなりやすい「疲れる釣り場」です。

その他に静岡、伊豆などガチの深場釣りでも狙えますが、道具一式が大型で、別世界の釣りという感じ。

マダイやワラサなど東京湾でのライトな釣りの道具を流用して、その延長で遊べるライトタックル深場釣りが好きです。

カンネコは釣り場から40分位で行けてしまうので、夏の軽装で行けることも相まってお手軽に感じられます。(料金も少し安いです)

1kg1万円くらいになる超高級魚で、脂が乗った刺身は絶品です。

アカムツが食べたいというのも、釣りに行くモチベーションになっています。

釣り準備

波崎は銚子に近い茨城県。東京近辺の関東からだと2,3時間移動にかかります。

そして、集合は4時と早め。

夜通し運転して、そのまま一睡もせず乗船となるか、前泊するか判断を迫られます。

ちょっとでも寝てから釣りに出たいので、この釣りの場合はいつも前泊しています。

カンネコのアカムツ釣りでは1人12500円。

氷と餌のホタルイカ1パックは含まれています。

アカムツ釣りで準備しておきたいのは、ホタルイカと抱き合わせにするサバ・サンマ・サケなどの短冊。

カットされたものが冷凍パックになって釣具屋に売っていますが、やはり割高なので、スーパーで買った魚から皮を切り取って塩で締めて使ったりもしています。

仕掛けは市販のもの(胴付きの中深場アカムツ仕掛け)でも大丈夫ですが、捨て糸の長さを調整したいのと、エダスが回転ビーズのものが少ないので、自作にしています。

ハリス6-8号、エダス5号50-60cm2本針、捨て糸150cm、枝間120cmと、長めの捨て糸にしました。

カンネコ根のアカムツは小型~中型主体なので、針はホタバリ16号かムツ針17号にしています。

エダスも付け替えられるようにいくつか作って用意しました。

装飾品はマシュマロボールか、なしか。他にもタコベイト、フジッシャー針、パイプ、フロートビーズ、それぞれに5色ずつくらいはあり、組み合わせは無限に作れます。

装飾品には浮力があり、太軸のホタバリの重さをキャンセルして、タナにエサを漂わせるのに一役買っています。

その日の「当たり色」に当たれば釣果が伸びると言われますが、

色々つけてもサバがかかりやすくなって結局「なし」での釣りになることも多いので、拘らずにマシュマロボールだけにしました。(色はオレンジが好きです。)

荷物も減らしたいですしね。

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久しぶりのアカムツだったので、前日迷ったり忘れ物をしそうになったりしてしまいましたが、20時過ぎに自宅を出て23時頃到着。

釣り座はそこそこ埋まった7番手で、右舷艫2番目(大艫の隣)に取れたのでまぁよしとしましょう。

仁徳丸さんではキャビンがあって、リクライニングシートで寝ながら釣り場まで移動できるので、お気に入りです。

釣り場は陸から離れすぎていて、電波は圏外。Googleマップで追うことは出来ませんでした。

電波が届かなくなったところで止まっています。

実釣

朝間詰めと行って、早朝活性が高くなるのはアカムツも同じ。

第一投でとりあえず何はともあれ一匹目を確保して、一日気楽に釣りをするのが大切になります。

片舷4人と、十分にソーシャルディスタンスは保たれて、お祭りの心配もそれほどすることなく釣れそうでした。

基本の仕掛けで、ハリス上に中錘(15号)を付け、底立ちを取ったら持ち上げて誘うか、緩ませて糸フケを作り誘うか、ゼロテンションで待つか。基本動作を丁寧に繰り返して待ちます。

5分位待って、当たらなかったら仕掛けを回収して餌の交換をします。

アカムツの遊泳層は底から1m浮いたところから、上は3m位までのことが多いので、捨て糸が短すぎると餌を遊泳層(タナ)に漂わせることが難しくなります。

錘を底から浮かせれば餌が棚に入ると思って、捨て糸に拘らずにやっていた時期もありましたが、坊主を繰り返す結果となりました。

仕掛けが海底から離れた状態だと、漂い方が不自然になるのでしょうね。

棚の高さは捨て糸の長さを変えることで調整するのが正解です。(マダイ釣りでハリスを伸ばすのに似ています)

底立ちこそ深場釣りの基本かつ極意であると知って、釣れるようになってきました。

かかる外道の魚種と、食う針(上針か下針か)で海底の状況を想像して調整していきます。(これはアマダイ釣りに類似)

まず釣れたのはお決まりのサバ

鯖皮は持参していますが、釣れたてのサバの皮を切り取って使った方が餌持ちは良く、誘う効果もあるのでキープ。

次はメバル。

次は小型のアラ。

アラもメバルも美味しい魚なのでキープします。

釣れるには釣れていますが、本命のアカムツは来ません。

周りを見てもアカムツはあまりかかって来ず、外道が沢山かかっていました。

「2連続で釣れなかったら何か変化させる」をルールにして、色々と試してみました。

捨て糸を120cmに短くしたり、エダスを短くしたり、パイプを付けてみたり、マシュマロボールを増やしたり、弛ませを長めにしたり、誘い上げを長めにしたり。

付けエサの工夫として、ホタルイカのツボ抜きを骨を残してエンペラを切り開いて取り除くようにしたり、エビシャキをホタルイカを締めたり、サケ皮、サバ皮の上下の組み合わせを変えたり、ホタルイカだけにしたり。一通りの組み合わせは試しました。

外道も食わない場合は、エサが回転している、手前祭りしてしまっている、エサが外れてしまっている等致命的な間違いがあることが多いですが、何かしら掛かっていれば、回避するように仕掛けを調整してあげると、いつか本命に会えると思います。

カンネコアカムツはPE3号、錘120号統一で、最初に買った電動リールをPE3号専用リールにして使っていました。

あまりに久々で、巻き上げ時に異音もあったので、BM2000(PE4号)も予備として持って行きました。

そしたら、案の定、液晶がおかしいことになり。

100mの海底で電源が切れて手巻き回収を余儀なくされたりしました。

バッテリーをリセットしたら、使えるようになりましたが、このリールは寿命と考えて、BM2000に切り替えて釣りを継続しました。

軽くてパワーもあり、かなり快適になりました。

が、この日はアカムツは少なくて、ボーナスタイムは殆どなく、終了時間を迎えました。

実釣時間は5-12時の7時間くらいでした。

外房の海は揺れが大きく、船酔いでヘロヘロになることが多いのですが、この日は快晴のベタ凪で釣り日和でした。

夢中になっていたらあっという間に終わってしまったという感じ。

本命坊主は悲しかったですが、楽しい釣りでした。

参考:アカムツ釣りの重要な要素はうぞっさんのブログに詳しく書かれています。

釣果

アラ 3匹

沖メバル 1匹

サバ 3匹

船全体釣果:0-2匹

渋い日でしたが、本命坊主でした。これはリベンジ確定です。

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