ちょっと久しぶりに3Dプリントしようとしたら、ノズル内に劣化したフィラメントが切れて残ってしまい、交換に少し苦労したので備忘録的にメモしておきます。
検索してみると、ノズル内で詰まってしまった時の対処や、モーターで異音が発生した時の対処については見つかるのですが、チューブ内に残ったフィラメントへの対処法は意外と載っていませんでした。
エクストルーダーからガイドチューブの途中に劣化したフィラメントが残存していて、別のフィラメントで押し出そうとしましたが、ノズル側からも、エクストルーダー側からも押し出せない状況でした。
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![](https://kanchanblog.com/wp-content/uploads/2021/03/64873FE7-E2F3-4B9B-9499-8649C4ACEBBB-768x1024-1.jpeg)
エクストルーダーの分解をすれば引っ張り出せそうだと思い、
調べたところ、上記の六角ネジを外せば分解できるとのこと。
見えているバネやネジが本体の中に落としてしまうと、大変になるので要注意です。
![](https://kanchanblog.com/wp-content/uploads/2021/03/5DFF773C-A22E-4BC3-9AAF-82088D84DAFF-768x1024.jpeg)
分解には本体に同梱されていたレンチを使います。
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潰れた形のフィラメントの切れ端が見えてきました。
![](https://kanchanblog.com/wp-content/uploads/2021/03/7D6AF059-9327-4C3A-A4CA-1684519042CA-768x1024.jpeg)
すぐに取れました。メンテナンスで頻繁に外されることを想定しているような気がしました。もしそうなら公式HPで説明してほしいなと思いました。
![](https://kanchanblog.com/wp-content/uploads/2021/03/AC7C9B19-95BC-435F-B35D-7A4CA990108A-768x1024.jpeg)
引っ張っても尚、断片が残ることもあり気を付けないといけないなと思いました。
劣化によりかなりの多分割状態でした。
新品フィラメントを長めに切って、下から押し出して、全部取り除けたことを確認しました。
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エクストルーダーを戻して、新しいフィラメントをロード
![](https://kanchanblog.com/wp-content/uploads/2021/03/BE45BD56-0B66-4C9C-ACE5-1FA2DF7C9309-768x1024.jpeg)
ノズルに残っているフィラメントが押し出されたのを確認して、やっと準備完了です。
久しぶりに3Dプリンターを使うときは(約1か月ぶりでした)このようになっていることもあるので、時間のかかるモデルをプリントして放置するのは無駄にするリスクがあります。
試し印刷を確認してから、「本番」に取り掛かった方が良いと思いました。