Kanchan(@kanchanblog)です。
週末久しぶりに救急当直と、その明けに空室に寝泊まりを経験してきました。
救急当直は初めての病院だったのですが、忘年会シーズンということもあり、飲み過ぎて急性アルコール中毒になって運ばれてくる人が後を絶ちませんでした。
同乗者も酔っ払い、忙しく働いている中飲んでいたという嫉妬、吐物、失禁の処理、感謝・謝罪のなさ、結構揉める要素が入っています。
死ぬこともある病態ですしね。
病床が埋まっていたり、インフルエンザ持ちだったり、近隣の受け入れが悪く結構沢山患者さんがやってきました。
救急車はなるべく断らないように。
緊急手術等の体制はないので転送するように。
そんな矛盾する指示のある当直だったので、他院が受けたくなさそうな微妙な症例を積極的に受け入れて、緊急処置が必要になりそうな要請は他所へ行ってもらうように采配しました。
研修医付きで楽になる部分はありましたが、研修医付きのために現場での運用方法に対する説明が皆無で勤務スタートだったので、テンパっていました。
全然寝られない当直でしたが、若い頃を思い出したり、救急を思い出すには十分でした。
ガチのERではなく、当直で入る2次救急くらいならブランクがあっても問題無いと分かったのが一番の収穫です。
ただ毎週あったら耐えられないと思いました。
サイドFIRE医としては日常に加えるスパイス的な立ち位置で、たまに入るくらいにしようと思います。
当直明けで銭湯に行って癒された後、物件の空室に寝袋を持ち込んで一泊してみました。
空室が長くなるとトラップの蒸発による破封で臭いが悪くなっていたりすることもありますが、全然悪い臭いはせず築浅のキレイな部屋でした。
何もない部屋の片隅で寝袋で寝るというミニマリスト的な趣に浸っていたいと思っていましたが、翌日は近くで仕事があり10時間も滞在できませんでした。
瞑想とか、ヨガとか、やりたいと思っていたことはあったのですが、大変だった当直の疲れもあり、抜け落ちてただ寝てきました。
慣れない環境で熟睡とはいかず、2日連続で寝不足となってしまいましたが、刺激の溢れる悪くない週末だったと思います。
欲を言えば空室の入居募集の営業周りもしたかった。。
空いているなら空いているで楽しむことをしているとそのうちに決まる逆マーフィーの法則発動を期待して、入居申込の吉報を待ちたいと思います。