Kanchan(@kanchanblog)です。
不動産投資、始めました。
不動産投資の勉強を始めてから収益不動産を購入するに至るまで約1年かかりました。
書籍、ブログ、Twitter、YouTube、オンラインサロン等、探せばいくらでも出てきますが、勉強と実践の間には越えられない壁がやはりあります。
収益用不動産を手に入れている人が身近に居なければ、最初の一歩目をどう踏み出したらいいか分からないのではないでしょうか。
今日の記事は、不動産投資の机上の勉強から実践に一歩踏み出す時に必要なことを取り上げます。
不動産投資脱初心者に必要なこと
毎日同様の物件を検索すること
不動産投資にはカテゴリーがいくつもあります。
地方、都心。
区分マンション、戸建て、1棟アパート、1棟マンション。
新築、中古。
単身者向け、家族向け。
2つとして同じ物件は存在しない不動産投資ですが、カテゴリーを合わせて比較しないと相場感は掴めません。
どういう物件に投資するかを決めて、似たような物件を毎日検索して相場を確かめること。それが脱初心者のために一番最初にするべきことです。
ポータルサイトやメルマガに掲載される金額が実際に売買される金額とは限りませんが、数多く見ていくことで相場が掴めれば割高に買ってしまって損をするリスクを下げることが出来ます。
まずは毎日物件を検索して相場を知るところから始めましょう。
収益物件の売買仲介を得意とする不動産業者にコンタクトを取ること
収益用不動産をどうしたら購入出来るのか最初は全く分かりませんでした。
街中を歩いていて、駅前にある不動産屋さんを訪れてみると、そこは大抵「客付け」や「管理」が強い業者さんです。収益物件について聞いてみても、取り扱いがないとか、適当に断られてしまうことが多く、落胆しました。
調べてみて分かったのですが、不動産会社には売買を取り扱う業者と、管理を主にしている業者があります。
完全に分かれているわけではなく、得意分野を持ちつつオーバーラップしています。
不動産の購入がしたい場合は売買仲介をしている業者にアプローチしなければいけませんでした。
そして、収益用不動産の売買仲介を専門としているような不動産会社は目立ちません。
散歩していて見つけられるようなところにはあまりありません。
では、どうすれば見つけられるのか。
毎日物件検索をしていると、気になる物件が少しずつ出てきます。
そうしたら気になる物件を取り扱っている不動産会社を見つけて、物件概要書、レントロール、固定資産税評価証明書、建築図面、登記簿謄本といった詳細情報を送ってもらいます。
ポータルサイトに売買物件を多く掲載している不動産会社は、収益物件の売買仲介を得意としている可能性が高いです。
売買仲介をしている業者はネットで検索している中で見つけられることが多いのだと、「無駄な訪問」を繰り返して初めて分かりました。
街中で見つけられる不動産会社は管理や客付けが強い業者であることが多いので、気になる物件情報を持って、ヒアリングに訪ねると丁寧に教えてくれたりして、実際に管理をお願いするかどうかの判断材料にもなります。
不動産会社の得意分野、使い分け、付き合い方を知ることが出来ると、脱初心者に近付けます。
個人情報を開示すること
不動産会社と連絡を取り始めたら、「買える人なのかどうか」という業者側の疑問を解消するためにも、個人情報を開示して話を進めた方が、回り道が少なくなり、時間を節約する上でも良いと思います。
優良物件かどうかはさておき、希望条件にマッチする物件を見繕って紹介してくれることも増えます。
信用できない業者に個人情報を開示する必要はありませんが、ある程度真剣に買いたいと思ったのなら、履歴書、年収、資産背景、持ち家の有無、家族について情報を開示した上で付き合ってみると、銀行が融資しやすい人なのかも含めて「自分に合った物件」を紹介してもらって、検討する物件の数を増やしましょう。
買おうとしたら買えるほど単純な買い物ではありません。
銀行が貸せないと言われたら買えません。
売主に選んでもらえないと買えません。
地味な活動を繰り返して「買ってもいい」と真剣に思える物件を沢山見つけることが物件を持つために唯一の道です。
不動産投資を考えている方の参考になれば幸いです。