Kanchan(@kanchanblog)です。
サイドFIRE生活をしている医師です。
年が明けたと思ったらあっという間に1月が終わり、若干恐ろしさを感じております。
私事ですが不動産投資をするべく勉強を始めていて、現在ブログにあまり取り掛かれなくなっています。
ブログに関しては生存報告を時々上げつつ細々と続けようかな…と思ったり。
では、2022年1月31日時点でのポートフォリオを公開します。
資産運用をしている、または興味がある人
投資について勉強している人
FIREに興味がある人
運用資産残高¥51,231,429
資産クラス | 前月残高 | 変化額 | 変化率(%) | 運用残高 |
現金 | ¥2,669,947 | 5,167,479 | 193.5 | ¥7,837,426 |
日本株 | ¥5,430,950 | -2,933,785 | -54.0 | ¥2,497,165 |
外国株 | ¥13,553,413 | 2,521,977 | 18.6 | ¥16,075,390 |
債券 | ¥6,104,016 | 711,087 | 11.6 | ¥6,815,103 |
REIT | ¥2,594,439 | -194,932 | -7.5 | ¥2,399,508 |
金・プラチナ | ¥13,689,741 | -2,373,607 | -17.3 | ¥11,316,134 |
BTC | ¥764,261 | -158,263 | -20.7 | ¥605,998 |
楽ラップ | ¥6,097,247 | -3,128,000 | -51.3 | ¥2,969,247 |
短期投資 | ¥752,837 | -37378 | -5.0 | ¥715,459 |
運用総額 | ¥51,656,851 | – 425,422 | -0.8 | ¥51,231,429 |
今月は投資をしていると必ず見舞われる暴落のあった1ヶ月でした。
直近では反発していますが、未だ暴落の最中なのか上昇街道の再スタートなのかは終わってみなければ誰にも分かりません。
長期投資が目的であれば、選んだ資産を信じて持ち続けるだけです。
結果は1%弱のマイナスとなっていましたが、Jr. NISA枠を使うための追加投資とiDeCoの積み立て(計87万円)があるため、それを除いた純粋な増減は-3%程でした。
年が変わってリバランスのために売買も結構しました。
今月の売買・取引
ロボアドの楽ラップを解約するため、まず半分(約300万)売りました。
そして、個別株(日本株)を全て売り払いました(約400万)。
コモディティ(金・プラチナ)の比重が大きく偏ったポートフォリオになっていたのでポジション縮小のため売りました(250gずつで270万)。
そして膨らんだ現金で購入したものは、
- NISA枠:VTI(米国株インデックス)40株110万円分
- Jr.NISA枠(半分):eMAXIS Slimオルカン80万円分
- iDeCo:楽天VTI68000円
- 東証マザーズETF500株29万円
- TOPIX ETF1306 500株74万円
- VOO(S&P500)25株120万円
- VT(全世界株)9株11万円
- TLT(米国長期債権)50株85万円
- VWO(新興国株) 1株6千円
といった感じ。
現金ポジションを増やしたのは、更なる暴落への備えと、不動産投資用に回すためという2つの理由があります。
不況の時は現金が力を持つので、働くモチベーションになってしまって、ついついバイトを入れてしまいます(苦笑)。
今月は配当金はありませんでした。
日本株¥2,497,165
銘柄 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
NFTOPIX(1306) | 2073.5 | 1973.5 | 500 | 986750 | -4.8 |
東証マザーズETF | 757 | 587.6 | 900 | 528840 | -22.4 |
iSharesコア225 | 29910 | 28045 | 35 | 981575 | -6.2 |
合計 | ¥2,497,165 |
おさらばした個別株達は、日産自動車、オリエンタルランドは大きな下げはありませんでしたが、マザーズ株のメドレーは巻き込まれて大きく下がりました。
コロナ禍の2020年に仕入れたので、トータル20%くらいのプラスでした。
しかし、変動は大きく、含み損の時期や暴騰暴落で売りたくなるのを何度も耐えて、結果としてのプラス20%/2年間では「心労」と見合わないなと感じました。
今年からは日本株は全部ETFとして、「新興国株の一角」的な扱いで少し持っておく程度にしようと思います。
個別株を辞めて、ボラティリティが改善して、より落ち着いて見ていられるようになればと思います。
外国株¥16,075,390
銘柄 | 前月終値 | 前月評価額 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
VT | 107.43 | 991487 | 100.42 | 81 | ¥938585 | -6.5 |
VOO | 436.57 | 2487139 | 406.19 | 50 | ¥2343513 | -7.0 |
HDV | 100.99 | 1150680 | 102.91 | 100 | ¥1187478 | 1.9 |
SPYD | 42.05 | 1197794 | 42.62 | 250 | ¥1229480 | 1.4 |
VEA | 51.06 | 1745333 | 48.32 | 300 | ¥1672693 | -5.4 |
VWO | 49.46 | 2823372 | 48.14 | 501 | ¥2782992 | -2.7 |
VTI | 242.4 | 0 | 222.16 | 40 | ¥1024157 | -8.3 |
ドル円 | 113.94 | 115.39 | 計 | ¥16,075,390 |
「米国株の暴落」ですが、よく見てみると下がりが大きかったのはNASDAQとその影響が大きいS&P500で、金利の急騰から発生した変化だったのだとわかります。
エネルギー株や銀行株は逆に上がっていたりして、高配当株は月末の反発でプラスに転じていました。
調整局面でもこうした「セクターローテーション」が繰り返されるでしょうから、分散させておくと安定感が増すのだろうと思いました。
銘柄 | 前月終値 | 現在値 | 保有口数 | 評価額 | 前月比(%) | 備考 |
eMAXIS Slim全世界株式 | 16971 | 15900 | 1804005 | 2868368 | -6.3 | NISA+Jr.NISA |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 26595 | 24739 | 660720 | 1634555 | -7.0 | NISA |
楽天VTI | 20094 | 18463 | 252738 | 466630 | -8.1 | iDeCo |
合計 | ¥4,426,567 | ¥4,969,553 | 12.3 |
投資信託の米国株、全世界株も円安ドル高の為替のお陰で暴落が緩和されていますが同じように下がっていました。
コモディティ¥17,271,013
その他資産 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
BTC | 5424389 | 4306237 | 0.1408935 | 606721 | -20.6% |
楽ラップ | 6097247 | 2969247 | 2969247 | -51.3% | |
金現物 | 6642 | 6642 | 1250 | 8302500 | 0.0% |
プラチナ現物 | 3530 | 3735 | 750 | 2801250 | 5.8% |
GLD | 170.96 | 167.1 | 10 | 192733 | -2.3% |
上場Jリート1345 | 2096.5 | 1978 | 600 | 1186800 | -5.7% |
IYR(米国不動産) | 116.14 | 105.06 | 100 | 1211762 | -9.5% |
合計 | ¥23,145,688 | ¥17,271,013 | -25.4% |
不動産も株と同じように下がりました。
貴金属は金は横ばい、プラチナは暴騰があり+5%での着地。
BTCも20%の暴落でした。
「有事の金」が役にたつことが実感出来た一月でした。
「いつ暴騰するか分からないから売ってしまうのは勿体無い」と思って昨年は軟調ながら持ち続けていた貴金属ですが、評価額と割合だけを見るようにして手離すことが出来ました。
株もそうですが、売ろうとすると、含み損、含み益、上がるかも知れない、下がるかも知れない、様々な感情が邪魔をするんですよね。
損切りとか、利確とか見ないようにして、保有額と全体に占める割合で売買の判断をするのが、不合理な心理に対抗する手段になるのかなと思います。
安全資産¥14,675,765
安全資産 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
現金 | 2669947 | 7837264 | 7837264 | +193.5% | |
AGG(米国総合債権) | 114.08 | 111.82 | 400 | 5158928 | -2.0% |
TLT(米国長期債) | 148.19 | 143.13 | 100 | 1679573 | -3.4% |
合計 | ¥8,633,371 | ¥14,675,765 | +70.0% |
債券の買い増しと売却で現金を蓄えました。
金利上昇、債券価格も低下はありましたが、株価ほどではありません。
利息が分配金として入ってきます。
引退に向けては債券の比率を増やしていくのが安定運用のポイントになりそうです。
今月の値動き
前月末比(%) | 円換算額増加率 | |
ドル円 | 1.17 | |
VOO | -7.53 | -6.45 |
VT | -7.06 | -5.98 |
VTI | -8.56 | -7.50 |
VEA | -5.94 | -4.84 |
VWO | -3.35 | -2.22 |
SPYD | 0.54 | 1.72 |
HDV | 1.70 | 2.89 |
VYM | -1.67 | -0.52 |
QQQ | -12.42 | -11.40 |
IYR | -8.85 | -7.79 |
AGG | -1.31 | -0.15 |
BND | -0.57 | 0.59 |
TLT | -0.81 | 0.35 |
GLD | -0.73 | 0.43 |
PPLT | 5.43 | 6.66 |
SLV | -2.27 | -1.13 |
iShares core日経225ETF | -7.66 | |
東証マザーズETF | -21.78 | |
上場TOPIX | -7.00 | |
上場Jリート | -6.52 | |
BTC/JPY | -21.07 | |
金 | -1.09 | |
プラチナ | 5.04 | |
運用残高 | -0.8 | |
運用資産(増資分除く) | -3.02 |
全部下がるかのように見えましたが、一部のコモディティやセクターで局所的に買われていたりして面白いなと思うとともに、改めて分散投資の重要性が確認出来た1ヶ月でした。
残りのロボアドの解約やリバランスの完了をいつにするか考えながら乱高下する市場を眺めておきたいなと思います。
あとは短期投資も苦労の割に損を出しているだけだったりするので手仕舞いにしようかなと思っている今日この頃です。
ちなみに、ここ2年程の純金融資産の推移はこんな感じです。
「投資の才能」は無いことは痛いほど分かったので、インデックスメインで株と債券とコモディティに分散しています。
米国や全世界の株式市場全体の平均ほど伸ばせていません。
市場の伸びに乗り遅れないようにするのと、市場の暴落に巻き込まれないようにすることのバランスで考えていて、平均以上に増やせなくても、平均以下の減少に抑えられていればOKというスタンスです。
「労働と倹約による入金」が貯まったことと、市場が好調だった幸運の結果に過ぎません。
だから、ある程度の所得、医師免許のある方なら誰でも出来ると思っています。
皆さんの参考になれば幸いです。