Kanchan(@kanchanblog)です。
今月も資産運用の状況を振り返りつつ公開しておきたいと思います。
資産を公開する理由についてはこちらの記事に書いています。
資産運用をしている、または興味がある人
投資について勉強している人
FIREに興味がある人
運用資産残高 ¥50,276,097
資産クラス | 前月残高 | 変化額 | 変化率(%) | 運用残高 |
現金 | ¥2,567,092 | 6,464 | 0.3 | ¥2,573,556 |
日本株 | ¥5,589,200 | -239,405 | -4.3 | ¥5,349,795 |
外国株 | ¥13,174,795 | -253,417 | -1.9 | ¥12,921,379 |
債券 | ¥6,066,223 | -57,939 | -1.0 | ¥6,008,284 |
REIT | ¥2,519,317 | -63,738 | -2.5 | ¥2,455,579 |
金・プラチナ | ¥13,558,381 | -246,994 | -1.8 | ¥13,311,387 |
BTC | ¥966,674 | -38,265 | -4.0 | ¥928,409 |
楽ラップ | ¥6,060,520 | -85,648 | -1.4 | ¥5,974,872 |
短期投資 | ¥511,128 | 241709 | 47.3 | ¥752,837 |
運用総額 | ¥51,013,330 | (¥737,233) | -1.4 | ¥50,276,097 |
今月は9月(岸田ショック)に似て、月末に暴落(オミクロン株)が待っていました。
中旬までは絶好調で前月末比+3%近く上昇していましたが、新型株のニュースと共にリスクオフ相場入り。
ほぼ全ての資産が大きく下げてマイナスでフィニッシュとなりました。
円高×株安のダブルパンチでドル建て資産の目減りが激しくなることが見て取れました。
短期投資のみプラスになっていますが、追加資金を入れただけなので運用成績はオールマイナスです。
投資をしていればこういう月もあります。
金額を見ずに比率だけを見てバランスを整えるようにした方が精神衛生上良いです。
今月の取引・増減要因
配当・分配金
銘柄 | 単価 | 数量 | 合計額 | 受取金額(税引き後) |
オリエンタルランド | 13 | 100 | 1300 | ¥1,036 |
AGG | 0.17954 | 400 | 71.82 | $51.53 |
TLT | 0.18822 | 50 | 9.41 | $6.77 |
円換算合計 | ¥7,609 |
配当・分配金は計7609円でした。
ドル配当が積み上がって今年だけで$1000を超えて、少し気分が良かったです。
配当金生活には程遠いですが、仕事が飽きないうちは引き出す予定は無いので黙々と積み上げていきたいと思います。
売買
毎月定額のiDeCoへの68000円(楽天VTI)の購入と短期投資(CFD)での売買のみでした。
追加投資
短期投資口座への入金500000円とiDeCo68000円が追加投資額です。
運用資産内訳
日本株\5,349,795
銘柄 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
メドレー | 3360 | 2691 | 200 | 538200 | -19.9 |
オリエンタルランド | 17940 | 17840 | 100 | 1784000 | -0.6 |
日産自動車 | 577.4 | 562.9 | 3000 | 1688700 | -2.5 |
東証マザーズETF | 856 | 823.3 | 400 | 329320 | -3.8 |
iSharesコア225 | 29960 | 28845 | 35 | 1009575 | -3.7 |
合計 | ¥5,589,200 | ¥5,349,795 | -4.3 |
メドレーがまたまた暴落でした。
コロナ禍で大きく伸ばした銘柄でしたが、利益の伸びが当初の期待に達しなかったベンチャー企業は「旬が過ぎて」売られているような感じになってきています。
年末にもう一度「損出し」するか、損切りするか、という水準になってきました。
その他の銘柄はコロナ禍で下落が激しかったセクターで、中旬までは大きく伸ばしていましたが急落でトントン、寧ろマイナスとなりました。
11月は日本株の月というアノマリーが外れて大変残念な結果でした。
外国株\8,767,923
銘柄 | 前月終値 | 前月評価額 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
VT | 107.07 | 878368 | 105.86 | 72 | 859524 | -1.1 |
VOO | 422.16 | 1202523 | 427.24 | 25 | 1204496.37 | 1.2 |
HDV | 98.38 | 1120942 | 97.18 | 100 | 1095898.86 | -1.2 |
SPYD | 40.31 | 1148230 | 40.36 | 250 | 1137849.3 | 0.1 |
VEA | 52.12 | 1781566 | 50.19 | 300 | 1697977.89 | -3.7 |
VWO | 50.66 | 2886100 | 49.11 | 500 | 2769067.35 | -3.1 |
合計 | ¥9,017,729 | ¥8,764,814 | -2.8 | |||
※ドル円 | 113.94 | 112.77 | -1.0 |
コロナショックが殆どなかったNASDAQ銘柄の比重が大きいS&P500ETF、VOOが唯一伸ばし、その他はオミクロン株ショックでマイナスに転じました。
リスクオフで真っ先に資金が引き上げられる新興国株は大きく下げ、欧州での感染拡大が意識されてVEAもかなりの痛手になりました。
円高への急転換も効いて、円換算額は下げ幅を拡大しました。
平時には1年かけて動くような為替相場の変動が、1週間で動いてしまう「事件」がこう頻繁にあると調子が狂う気がします。
ボラティリティの高い相場ですね。
投資信託(ほぼ米国株)\4,159,674
銘柄 | 前月終値 | 現在値 | 保有口数 | 評価額 | 前月比(%) |
eMAXIS Slim全世界株式 | 16530 | 16237 | 1315843 | 2136534 | -1.8 |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 25664 | 25296 | 660720 | 1671357 | -1.4 |
楽天VTI | 19306 | 19273 | 148299(+36171) | 351782 | -0.2 |
合計 | ¥4,157,066 | ¥4,159,674 | 0.1 |
米国株はかろうじてトントン、それ以外が混じるとマイナスになっていました。
全世界株か米国株かという究極の選択、まだ米国株に軍配が上がりそうですね。
安全資産\8,579,163
安全資産 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
現金 | 2567092 | 2573596 | 2567149 | 0.3% | |
AGG(米国総合債権) | 114.64 | 114.58 | 400 | 5168475 | -0.1% |
TLT(米国長期債) | 147.69 | 149.32 | 50 | 841941 | 1.1% |
合計 | ¥8,633,371 | ¥8,577,564 | -0.6% |
債券の値動きは中旬まで下落(金利上昇)の傾向でしたが、オミクロン株のショックで急上昇(金利低下)。株価と逆の動きをしていました。
小幅な上昇でしたが、円換算額は円高ドル安のため低下していました。
銀行預金に何も考えずに寝かせておくのではなく、日本円に投資する意味で現金のポジションを確保しておくのが、最近の全て連動して下がってしまう相場での安全マージンになるなぁと改めて感じました。
ただ、ここで買い向かうか、来年のNISA枠投資用に待っておくか悩ましい所です。
その他の資産\22,668,878
その他資産 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
BTC | 6861026 | 6577857 | 0.1408935 | 926777 | -4.1% |
楽ラップ | 6060520 | 5974872 | 5974872 | -1.4% | |
金現物 | 6471 | 6481 | 1500 | 9721500 | 0.2% |
プラチナ現物 | 3662 | 3402 | 1000 | 3402000 | -7.1% |
GLD | 166.65 | 166.67 | 10 | 187954 | 0.0% |
上場Jリート1345 | 2113 | 2037 | 600 | 1222200 | -3.6% |
IYR(米国不動産) | 109.84 | 109.41 | 100 | 1233817 | -0.4% |
合計 | ¥23,104,892 | ¥22,669,120 | -1.9% |
コモディティ、仮想通貨、不動産ともに株式と同じく月中旬まで上げ、月末の急落でマイナスになりました。
景気の先行指標になるプラチナは、コロナショックの時と同様に「有事の金」よりも大きな下落を見せました。
短期投資\750,000
始めたばかりの短期投資運用ですが、損切りの連続でした。
扱ったのは日経平均と金です。
日経平均は指数連動のCFD商品。
金はETFのGLD100株の円換算額と連動したCFD商品です。
一日中取引が出来るので、現物よりも時間外には先行して動き、変動も大きくなる傾向があります。
先物に近い感じです。
日経平均は選挙直前に下落に賭けて、自民党大勝の上昇で上昇して損切り。
日足でも週足でもMACDが上昇トレンドになったので、逆に買って年末までの上昇相場に乗るつもりが月末の暴落で損切り。
一枚の建玉で300万円近く動くので、30万円程度の損失でした。
金は「GLDの円建て価格」というのがミソで、クセのある動きをすることが分かってきました。
金とドルが逆相関の値動きをする傾向にあるからです。
円安ドル高となるとGLDが同じ170ドルでも1株を買うのに必要な円は増え、値上がりします。
ところが、円安ドル高になるドルが強い地合いでは金利が上がっていることが多く、金利のつかない金は売られて値下がりする傾向があります。
変動が小さくなりやすいということですが、そうとも限らないのが難しいところで、ドル高かつ金価格上昇となる「全上げ相場」では加速度がついて急上昇したりもします。
全下げ相場では逆に急落にも勢いがつきます。
金CFDは日足MACDに素直に動き、一度目の売買の損は小さく抑えることが出来、暴落前に空売りすることにも成功しました。
ただ、一枚しか売買していなかったので、一部を売るという選択肢がなく、利確を焦った感は否めません。
というわけでトータル25万円ほどのマイナスに落ち着いた短期投資でした。
性懲りも無く証拠金を増額し、しばらく続けてみたいと思います。
今月の各銘柄の動き
前月末比(%) | 円換算額増加率 | |
ドル円 | -0.86 | |
VOO | 1.20 | 0.33 |
VT | -1.13 | -1.98 |
SPYD | 0.12 | -0.74 |
HDV | -1.22 | -2.07 |
VEA | -3.70 | -4.53 |
VWO | -3.06 | -3.89 |
AGG | -0.05 | -0.91 |
IYR | -0.39 | -1.25 |
N225 | -3.72 | |
JREIT | -3.60 | |
GLD | 0.01 | -0.85 |
BTC | -7.32 |
為替を加味すると米国株が唯一プラスとなった資産でした。
下落の勢いはまだ残っており、全てマイナスに転じそうな雰囲気です。
コロナの感染拡大地域が下げているかと言うとそんなこともなく、日本はワクチン接種率と国民性で全国で感染者数100人以下に抑え込むことに成功していますが、
金融所得課税の議論がどさくさに紛れて再燃したタイミングでオミクロン株のニュースが出ていて、大きな下落になりました。
投資関連のルールの公正さと、生産性が新興国レベルである以上は、日本株にはそれほど期待しない資産配分にしておくのが賢明なのかもしれません。。。
皆さんの投資の参考になりましたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。