Kanchan(@kanchanblog)です。
昨日の台風に伴う線状降雨帯による集中豪雨は大変でしたね。
実家の近くが避難区域に指定され、結局浸水被害はありませんでしたが、安否が気になりあまり眠れない夜でした。
そんな中で思ったこと。
家を購入するときに災害マップを確認するのは大切だということです。
市町村のHPなどで、全国の殆どの地域でハザードマップは公開されています。
家の様な大きな買い物をする前に、ハザードマップを調べておくのは基本と言えます。
川沿いの地域や沼地などでは、水災のリスクが高いエリアとなっていることが殆どです。
ただ、滅多にない水害を恐れて、僅かでも浸水する可能性のあるエリアを避けようとすると、買えるものが少なくなってしまいます。
家屋の浸水は、火災保険の水災補償をかけていれば条件がありますが補償を受けることが出来ます。
投資用不動産では、水災リスクの高いエリアを買う場合は、保険を使ってリスクをヘッジすることが勧められています。
でも、昨日思いました。
安心していられる土地を買っておくのが良いなと。
保険で補償が受けられるとしても、被害を確認しに行かなきゃいけなかったり、条件を満たすことを証明したり、被害額を算出したり、忙しい災害直後の保険代理店担当者さんとやり取りを何度もしたり、面倒なことが増えます。
心配のないエリアであればある程度余裕を持って構えていられます。
この違いは大きいです。
「夜安心して眠れる投資」かどうかはリスク許容度を測る優れた尺度ですが、不動産投資においては災害に耐性のある土地・建物を買っておくことも安心して眠れる投資をするためのポイントの一つになり得ると思いました。
ハザードマップには「過去に水災があったこと」が反映されていることが多いです。
地名に「さんずい」や水が入っている地域では、水災があったことを後世に伝えるためにそう命名されたということでリスクが高いというケースもあるようです。
未来のことは誰にも分かりませんし、想定外の豪雨に遭って、リスクの低いエリアなのに浸水してしまうという状況も気象変動の激しい世界ですから絶対ないとは言い切れませんが、
災害への耐性が高い土地・建物を基本的に選んで行こうと思った一晩でした。おしまい