Kanchan(@kanchanblog)です。
定例のポートフォリオ公開です。
今回は月末が週末となり、落ち着いて集計出来て良かったです。
長期投資のインデックスのみとして、不動産投資にも資産を振り分けてからはどうでもいいとまでは言えないまでも資産額について気になることがほとんど無くなりました。
使う訳でもないお金の総額がいくらかということに意味なんて無いのかもしれません。
ゲームスコアの感覚で追いかける数字になっています。
運用資産総額¥27,123,656
資産クラス | 前月残高 | 変化額 | 変化率(%) | 運用残高 |
現金 | ¥347,042 | -5,858 | -1.7 | ¥341,185 |
日本株 | ¥1,033,060 | -11,930 | -1.2 | ¥1,021,130 |
外国株 | ¥15,605,082 | -857,897 | -5.5 | ¥14,747,184 |
債券 | ¥4,798,575 | 135,048 | 2.8 | ¥4,933,623 |
REIT | ¥653,402 | -64,125 | -9.8 | ¥589,277 |
金・プラチナ | ¥5,036,583 | 58,902 | 1.2 | ¥5,095,485 |
BTC | ¥391,352 | 4,421 | 1.1 | ¥395,772 |
運用総額 | ¥27,865,096 | (¥741,439) | -2.7 | ¥27,123,656 |
約-3%と、かなり下がった一か月でした。
円安が損失額(円)を相殺してくれていますが、株価下落がきつくてしっかりと下がった感じでした。
増資20万円、iDeCo積立て額23000円を加味すると-100万円近くなりました。
不動産のために取り崩しておいて良かったという結果になっています。
そうでなければ-200万円行ったかもしれません。
弱気相場で積み立てた資産は、次の強気相場で大きく資産を伸ばす源になると信じて積み立てるだけです。
今月の配当
銘柄 | 単価 | 数量 | 合計額 | 受取金額(税引き後) |
VEA | 0.1196 | 200 | 23.92 | $17.17 |
VT | 0.4026 | 87 | 35.03 | $30.21 |
VWO | 0.5294 | 351 | 185.82 | $133.38 |
VYM | 0.7672 | 55 | 42.20 | $30.28 |
SPYD | 0.41838 | 130 | 54.39 | $39.03 |
AGG | 0.20448 | 240 | 49.08 | $35.21 |
TLT | 0.23614 | 92 | 21.72 | $15.60 |
円換算合計 | ¥43,552 |
9月は配当月となっている銘柄が多いです。
円安も手伝って4万円越えでした。
有り難きお小遣いです。
今月は増資20万円と併せて再投資にしました。
今月の売買 | 株数 | 金額 | |
楽天VTI(iDeCo積立て) | 買い | 23000 | |
TLT | 買い | 15 | 224377 |
NFTOPIX(1306) | 買い | 20 | 36765 |
買ったのは楽天VTI(自動)と、TLT:米国長期債ETFです。
TLTを選んだ理由は後述します。
TOPIXは株価下落で日本株の投資総額が100万円を切るとみずほマイレージクラブ会員ランクが下がってしまう恐れがあるので買い増しました。
日本株
銘柄 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
NFTOPIX(1306) | 1991.5 | 1911.5 | 140 | 267610 | -4.0 |
東証マザーズETF | 551.6 | 539 | 200 | 107800 | -2.3 |
iSharesコア225 | 28490 | 26905 | 24 | 645720 | -5.6 |
合計 | ¥1,021,130 |
個人的な理由でTOPIXを買い増しました。
マザーズも昨年から先行して下がった後は下げ止まっていて悪くない投資対象でしたが、配当が出るTOPIXにしました。
米国株の下落に比べれば底堅い値動きをしている日本株ですが、米国人から見たら円安でドル換算すると似たような暴落とも言えます。
日本人で良かった、のでしょうか、、?
外国株
銘柄 | 前月終値 | 前月評価額 | 現在値 | 保有数 | 評価額(円) | 前月比(%) |
VT | 86.54 | ¥1,055,563 | 78.88 | 87 | ¥993,356 | -8.9 |
VOO | 360.45 | ¥1,263,377 | 328.3 | 25 | ¥1,188,036 | -8.9 |
HDV | 100.76 | ¥706,328 | 91.29 | 50 | ¥660,711 | -9.4 |
SPYD | 39.99 | ¥728,858 | 35.47 | 130 | ¥667,457 | -11.3 |
VEA | 39.67 | ¥1,112,347 | 36.36 | 200 | ¥1,052,622 | -8.3 |
VWO | 40.61 | ¥1,998,426 | 36.49 | 351 | ¥1,853,957 | -10.1 |
VTI | 196.71 | ¥1,103,150 | 179.47 | 40 | ¥1,039,131 | -8.8 |
VYM | 103.45 | ¥797,703 | 94.88 | 55 | ¥755,363 | -8.3 |
QQQ | 295.17 | ¥413,828 | 267.26 | 10 | ¥386,859 | -9.5 |
合計 | ¥6,864,899 | ¥6,416,138 | -6.5 | |||
※ドル円 | 140.2 | 144.75 | 3.2 |
銘柄 | 前月終値 | 現在値 | 保有口数 | 評価額 | 前月比(%) | 備考 |
eMAXIS Slim全世界株式 | 16862 | 16016 | 2302541 | 3687750 | -5.0 | NISA+Jr.NISA |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 26435 | 25177 | 660720 | 1663495 | -4.8 | NISA |
楽天VTI | 20119 | 19109 | 417839 | 798449 | -5.0 | iDeCo |
合計 | ¥6,425,502 | ¥6,149,693 | -4.3 |
米国の物価指数上昇が止まりそうにない数字だったこととFOMCで利上げ姿勢が強く出されたことで、株価は全面安でした。
利上げの影響を受けやすいとされるハイテク株の多いNASDAQ指数(QQQ)と、不動産が含まれるSPYDが特に大きな下落でした。
米国利上げを発端とする全下げ相場、今年何回目でしょうね?
その他の資産
その他資産 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
BTC | 2777642 | 2809019 | 0.1408935 | 395772 | 1.1% |
金現物 | 7722 | 7752 | 450 | 3488400 | 0.4% |
プラチナ現物 | 3824 | 3952 | 350 | 1383200 | 3.3% |
GLD | 159.26 | 154.67 | 10 | 223885 | -2.9% |
上場Jリート1345 | 2050 | 1973.5 | 0 | 0 | -3.7% |
IYR(米国不動産) | 93.21 | 81.42 | 50 | 589277 | -12.6% |
合計 | ¥6,081,336 | ¥6,080,535 | 0.0% |
代替資産と言われるコモディティ、暗号資産、不動産も利上げ見通しの更新で全部下がりました。
不動産の下落が大きかったですね。
固定金利の住宅ローンが6%とかで家を買える人が減る→値下げの動きが出始めているとか。
ただ、日本円の価値は低下しているので円換算価格は横ばい〜上昇するものもあったりして、複雑な思いです。
安全資産
安全資産 | 前月終値 | 現在値 | 保有数 | 評価額 | 前月比(%) |
現金 | 17463325 | 341185 | 341185 | -98.0% | |
AGG(米国総合債権) | 104.07 | 96.34 | 240 | 3346852 | -7.4% |
TLT(米国長期債) | 117.43 | 102.45 | 107 | 1586771 | -12.8% |
合計 | ¥22,506,133 | ¥5,274,808 | -76.6% |
債権も利上げによる暴落で、「安全」資産と言えない変動をしています。
現金は不動産投資に回してしまいましたが、吉と出るか凶と出るかは10数年後分かることでしょう😇
資産運用の状況が気にならなくなっているのは、投資との距離感は最適化に近づいているということだと思います。
今月のまとめ
2022/10/1 | 前月末比(%) | 円換算額増加率 |
ドル円 | 4.26 | |
VOO | -10.31 | -6.48 |
VT | -10.54 | -6.72 |
VTI | -10.28 | -6.45 |
VEA | -10.66 | -6.85 |
VWO | -11.15 | -7.36 |
SPYD | -12.59 | -8.87 |
HDV | -10.19 | -6.36 |
VYM | -9.28 | -5.42 |
QQQ | -11.22 | -7.43 |
IYR | -13.97 | -10.30 |
AGG | -4.85 | -0.79 |
BND | -1.32 | 2.88 |
TLT | -9.30 | -5.44 |
GLD | -3.64 | 0.47 |
PPLT | 1.55 | 5.88 |
SLV | 3.18 | 7.58 |
iShares core日経225ETF | -7.05 | |
東証マザーズETF | -5.12 | |
上場TOPIX | -6.48 | |
上場Jリート | -4.89 | |
BTC/JPY | 0.22 | |
金 | 1.39 | |
プラチナ | 4.05 | |
運用残高 | -3.09 |
米国の利上げを発端とした全下げ相場の場合、現金以外に逃げ場なしで、日本円も下落(円安化)するためキツイなと思いました。
円高に振れると、円換算の時価総額も下落し、あっという間に半減してしまう勢いになりそうです。
でも、そういう辛い時期は強気相場に向けて備えることが出来れば利益の源泉に出来ます。
という訳で、これまで年初にガッツリ買って、基本放置・観測のみというスタイルで投資してきましたが、毎月コツコツ買い増していくことにしました。
何を買うかは直近3か月間のシャープレシオとトレンドを見て決める、ローテーション戦略を採用して様子を見ていきます。
薬学博士の投資ブログさんがまとめてくれていて分かりやすいと思います。
シャープレシオ(Sharpe ratio)=(投資リターン−無リスク資産の利息)÷ 投資リターンの標準偏差
で求められる値で、金利が上がったり、ボラティリティが高くなると低くなります。日本はゼロ金利維持なので無リスク資産利息は無視して計算しています。
こちらの解説も参考にして下さい。
端的に言うと、
- S&P500ETF、先進国株ETF、金の直近3か月間のシャープレシオを比較し、最も高いものに1か月間投資する
- どれも150日移動平均を下回り、振るわない時は「Cash filter」として国債ETF(TLTなど)を買う
- 毎月投資対象を決めてローテーションさせる
このルールを守って淡々と積み立て、買い替えるのみ。
弱気相場に課題はありますが、株式ETFのみをただ買い増し続けるよりも安定して大きなリターンが得られる試算です。
日本株もREITもBTCも入れて分散させたポートフォリオに適用したらどうなるかの実験です。
現在のポートフォリオのバランスは以下の通りです。
年初から半分近く取り崩してきています。
取り崩し額と積立額、増資額を差し引いた(配当分配金込み)年初来からの投資リターンを見てみると(年始を0%とした変動)、下記の通りでした。
1月末 | 2月末 | 3月末 | 4月末 | 5月末 | 6月末 | 7月末 | 8月末 | 9月末 | |
年初来増加率(%) | -3.02 | -2.60 | 1.32 | 4.52 | 2.17 | 1.34 | 1.07 | 1.06 | -0.70 |
上下はありますが、大体横ばいとなっていました。
株価は3割減、円安で3割増しという感じのトントンだと思います。
※積み立てた分はちゃんとプラスです。
投資の成功の近道は複利を味方に付けること。
その為には辞めたくなるような張り方をしないこと。
含み益や含み損以外の追いかけたい指標を持っておくのが続けるコツだと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。