Kanchan(@kanchanblog)です。
ひよっ子の不動産投資家です。
医師として働きながら不動産投資を始めてみて思ったのは、医師は不動産投資に向いているなということです。
今回はその点について深掘りしてみたいと思います。
医師が不動産投資に有利な理由3つ
銀行融資が付きやすい
医師として銀行に融資の相談に行くと、物件によりますが話を有利に進めることが出来ます。
社会的信用のパワーを実感することと思います。
常勤か非常勤かについてはそれ程問題にならないようです。
銀行は、「高収入で安定していること」を評価します。
次に、「収入を貯める力があること」も評価してくれます。
不動産投資を始める人への融資はかなり絞っているという話もありますが、そんな中でも「医師の信用力」は有利に働いてくれることは間違いありません。
横並びの初心者の中では一歩前からスタート出来るアドバンテージは活かさない手はありません。
※ただし、長年の不動産投資の実績があって、資産、現金が十分にあって、優良物件を持ち込んできた人には負けます。
規模拡大に向けた次のステップでは、どういう銀行評価の物件を持っていて、どこの銀行に次ぎ持ち込むかという視点が必要になってきますが、それはまた別の機会に。
勉強が得意である
不動産投資についての書籍はかなり多くなっていて、YouTubeで無料発信している人も増え、情報源には困らなくなってきました。
不動産について勉強することは、医師国家試験ほどではありませんが、そこそこ沢山あります。
企画について、建築について、法律について、税金について、財務について、どれも大事です。
物件を買ったはいいが、借り手が居なければ負動産になってしまいますし、収支計算が最低限出来ないと、金が出ていくばかりで経営が成り立たないということになり得ます。
買う時にも、直すときにも、管理してもらう時も、貸すときにも、売る時にも相場を知ることは大事です。
どういう家、どういう設備が人気か、というトレンドを把握することも大事です。
本業のための勉強と異なるのは、勉強した内容が資産額、収入額に跳ね返ってくることで、また違ったやりがいがあります。
大学入試に始まり、医師国家試験、専門医試験など、座学や試験勉強には慣れっこで、日々臨床に必要な知識を実践しながらアップデートしている医師にとっては問題なく習得できる知識で、この点も医師が有利と言えます。
不動産経営と医師の仕事に共通点がある
不動産経営の仕事は、医師の仕事に似ています。
患者(物件)の全体を診て、その都度必要な専門家をあてがって、治療(運営)に責任を持ち、コーディネートするところ。
動くときはトラブル対応するときであることが多いところ。
誰が何を出来るのか、何があるのかを幅広く勉強していることで対応力があがるところ。
現在のトレンド、診療報酬(税制、法律)など、新しい知識にアップデートし続けないと損をする可能性があるところ。
ベストを求めるとキリがなく、コスパを考えた現実的な妥協点を見つけるところ。
考えれば考えるほど、ソックリな仕事に思えてきます。
日常臨床を応用する意識で不動産経営に向き合うと、そこそこ成功することは誰にでも出来るんじゃないかと思いました。
不動産投資には来た人は断れない「応召義務」などもなく、合わないと判断できる人、合わない物件は自由に断れますからね(笑)
まとめ
- 銀行融資が付きやすい
- 勉強が得意である
- 不動産経営と医師の仕事に共通点がある
医師としての収入とは別の収入源が欲しいと考えた時、不動産投資を考える時、参考にして頂ければと思います。
お勧めしないのは忙しくて勉強する気がしない人、これ以上人付き合いを増やしたくない人。
業者任せの運用にしていると、その分得られるはずの利益が抜かれ、目減りするどころか損をすることがある世界です。
融資が付きやすいということは、裏返せば危うい投資だったとしても銀行がストップをかけてくれないということ。
家賃収入を不労所得と勘違いして入った傍から使っていると、税金や修繕費などの請求で途方に暮れることになります。
高値掴みや突発の修繕、事故で数千万円単位の損失が出ることもあり得ます。
それは医師であっても、誰にとっても痛いものと思います。
投資は自己責任なので、少なくとも納得して全責任を負えると思えるまで勉強してから始めることをお勧めします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。