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医師こそFIREを目指すべき理由

Kanchan(@kanchanblog)です。

サイドFIRE生活をしている医師です。

長らく常勤医で苦労しましたが、FIRE(経済的自由+早期リタイア)を目指して人生設計を見直して、だいぶ生きやすくなりました。

医師がFIREを目指すことは、個人的にも社会的にもメリットが大きいと思います。

その理由について深掘りしてみます。

こんな人におすすめ

FIREに興味を持った人

医療関係者

働き方について考えるのが好きな人

医師が経済的自由を目指すべき理由

理由① 時間を大切にする思考になる

平均的な医師は自由時間が足りていません。

フルタイム+残業+当直+休日出勤+オンコールが普通の勤務医の「日常」であり「当たり前」になっています。

四六時中仕事のことばかり考えていて、家族と過ごせる時間はごくわずか。これといった思い出もないまま、いつの間にか大きくなっていた子供。

というのはよくある話です。

親が医師の友人は小さい頃、仕事に出る父親に向かって「おじちゃん、また来てね」と送り出していたことがあったそうです。

学生当時は笑い話として聞いていましたが、自分も家族を持つ年齢の勤務医となって笑えなくなりました。

何のための人生だろう?と意識することが増えたからです。

「お金のために働かなくて良かったら・・・」と想像してみて下さい。

医師にとって大変貴重な自由時間が増えるはずです。

家族と過ごすもよし、余暇に充てるもよし、自己改善に使うもよし、働きたければ働くもよし。

人生は間違いなく充実する方向に変化すると思います。

義務的な労働から解放されることによる幸福度アップの効果は、時間がない医師にこそ高いと思います。

お金よりも時間を大切に出来る人生の方が幸せです。

幸福度の高い医師が増えれば、モチベーションも上がります

余裕を持った対応が出来るようになったり、もっと創造力を働かせて問題解決も進めることも出来ると思います。

あなたは幸福度の高い医師と低い医師、どちらにかかりたいと思いますか?

理由② 職場と仕事を選びやすくなる

経済的自由になり、「働かない自由」を手に入れると、

嫌な仕事をやる必要はなくなります。

付き合う人も、やりたい仕事も、選んで能動的に働くことが出来るようになるということです。

「そんなことをしたら周りにどう言われるか分からない。職場に居づらくなる。」と思う方もいるかもしれませんが、

そこでこう問い直して下さい。

あなたに文句を言う上司や同僚はあなたの人生にとって必要ですか?

本当にやりたい仕事をすることが出来ればモチベーションが上がり、結果としてパフォーマンスの良い仕事ができることも多いです。

FIRE医のデメリットについて考察 Kanchan(@kanchanblog)です。 サイドFIRE生活をしています。 最近は医師でもFIREを目指したい人が...

以前書いたように早期リタイアしてしまうことにはデメリットもあります。

経済的自由を達成した後も仕事を続けることが間違っているとは思いません。

経済的自由を達成して、余裕を持った状態でこれまでの職場に居るだけでも世界の見え方が変わってくると思います。それはそれで価値があります。

自分を縛っているものを見つけて、それが本当に必要なものか日頃から考えるようにしておきましょう。

理由③ 病院の最適化が進む

経済的自由な医師が増えると、夜勤・当直など好まれない仕事の担い手が減る可能性があります。

ある意味当直・夜勤は、「常勤であることとその給料を引き換えにして、強制出来ていた仕事」の類だと思います。

常勤医にとって当直は、やってもやらなくても良ければあまりやりたくない、割に合わない仕事だと思います。

経済的自由であれば、こういう仕事を断るハードルが下がります。

病院としては、高額を支払って非常勤を雇ったり、常勤医でもやりたくなるくらい手当を高額にしたり、少人数でも回せるように当直業務を減らす体制作りをしたり、工夫することが必要になるでしょう。

労働基準法無視が当たり前の状況を、少なくとも遵守して当たり前の状態に是正する動きが加速することになると思います。

一時的には病院にとって経済的負担が増えたり、人手不足への対応をしなければならなくなったり、対応できない病院は縮小・廃院に追い込まれたり、大変な時期になるかもしれません。

でも長期的には労働環境が改善されて、持続可能性は上がることになると思います。

医師の聖職者精神と自己犠牲の上に成り立っていたこれまでが異常であり、是正されるべきです。

この変化は社会にとっても、歓迎される変化になると信じています。(医師会からは苦言が出るかもしれませんけどね・・・)

まとめ

医師がFIREを目指すべきだと考える理由についてまとめました。

  1. 時間を大切にする思考になる
  2. 職場と仕事を選びやすくなる
  3. 病院の最適化が進む

医師が幸せになる、患者が幸せになる、病院が幸せになる、三方よしの改革の第一歩になり得るものだと思います。

誰かの犠牲の上に成り立つ仕組みは長く続かない道理でしょう。

お金だけあっても、内面の不安との戦いや投資の基礎知識や生活費を上げない工夫や大事な人間関係の作り方・保ち方など身についていなければFIREは出来ません。

「お金以外の何かの奴隷」に鞍替えするだけです。

FIREを目指す過程で御自信にとって「最適な人生」を作り上げていって欲しいと思います。

【リべ大】価値観マップの作り方 サイドFIRE専門医のKanchanです。 サイドFIREを身近に考えて行動してもらいたいと思っています。 今回はFIRE...
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kanchan
40歳。妻と娘2人。 民間病院研修医→大学脳神経外科→民間消化器内科→フリーランス。内科・在宅・内視鏡。 2021~金融資産5000万でサイドFIREへ ポートフォリオ公開中|株式|債権|貴金属|REIT|BTC 不動産投資|ラーメン|海釣り|タチウオ・マダイ・アジ・アカムツ・ヒラメ・アマダイ|Minecraft|#リべ大🐯 #Dラボ 医師でも消耗しない生き方について発信中

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