Kanchan(@kanchanblog)です。
今年に入って色々あったことを言い訳にして釣りに行ってなかったのですが、久しぶりに釣りが実現しました。
神奈川県横須賀市にある黒川本家久里浜のタチアジリレーです。
ホームと言えるくらい沢山行っている船宿です。
初めて乗船券10枚集めてフリーパスで乗ることが出来ました。
本当に無料でした。
感無量。。。
最近は横須賀市ふるさと納税(さとふる)のPayPay商品券で乗ることが出来て実質無料、ポイント還元分お得な乗船というのをやっていました。
黒川本家はPayPay商品券(横須賀市)で乗れる限られた船宿の一つです(2024年9月現在)。
それでも乗船券は貰えてちゃんと一回にカウントされます。
太刀魚と鯵は調子が良ければ大量に釣れて、家族で1週間くらい食べられるようになるので食費も浮いてしまいます。
「お得」ばかりに気を取られていたことで釣りが疎かになってしまっていて、肝心の釣りの腕が落ちていないかが心配でした。
土曜日の早朝4時でしたが、船宿での「座席取り競争」でリレー船の札は12番でした。
2隻で出たとしても四隅取られて、その隣がせいぜいか・・・
と、諦めムードでしたが船乗り場に移動して5時の席決めの時を待ちました。
グループで並んで取る方が多くて、艏が空いた状態で席が選べたので、迷わず右舷の艏を確保しました。
小休憩の後、6時過ぎに船に乗り込んで支度を済ませ、7:15出港しました。
凪で穏やかな海は気持ちの良いものでした。
まずはタチウオ。釣り場は走水沖。
型は良いけど簡単には釣らせてくれない難易度高めの釣り場です。
まだ夏タチの活性が残る難し目の釣り場ということで、仕掛けはシンプルに「7号1.8m1本針、1/0号飾りなし、編みかけ無し」としました。
飲まれたら切られやすい仕掛けのため、気持ち速いピッチの誘いでスタートしました。
すると1投目で1本釣れてしまいました。
で、同じ調子で2投目。2本目。
あれ?
こんな釣れて良いの?と逆に心配になって来る展開。
サイズも大きな太刀魚だったので、飲まれずとも針外しの時にハリスが歯に触れてしまったり、傷むのも早くすぐ切られてしまいました。
逆テーパー仕掛けも持ってきましたが、当たりは減ってしまうらしいので、次も1/0号針を結び直して1本針継続しました。
3本目を釣って、ハリスが切られ、短すぎる状態になったところで、自作逆テーパー仕掛け(7号〜14号、2m、2/0号針)にしてみました。
飲まれても釣れる自信があるので、ゆったり誘ったり、置き竿やデッドスローを試したり出来るのは良かったです。
当たりはかなり少なくなって、周りが釣れている中取り残された状態も経験したので、市販の逆テーパー(5号〜12号3m)に変えてみました。
市販の逆テーパー仕掛けは電車結びの繋ぎ目がないため、よりシンプルになり、当たりが復活してきました。
朝一より活性が低下し、難しくなってきた中で誘い方を工夫したり、切られた後のシェイキングを使ったり(ドラゴン級2本ゲット)、数を伸ばして11時半のタチウオ終了までに10本釣れて、ギリギリ「つ抜け」出来ました。
と書くと淡白になってしまいますが、難しい中で試行錯誤して一本一本釣る瞬間がタチウオ釣りの醍醐味で、時間があっという間に過ぎてしまうんですよね。
至福のフロー体験。
やめられなくなってしまいました。
ビシアジも走水沖で、すぐに到着して切り替えになりました。
130号に2本針の仕掛けに20cmクッションゴムを付けて、餌は赤タンとイソメを配布されたものを1つずつ付けて活性を探りました。
深い意味はなかったのですが銀針にしてました。
高活性の時は、金針、赤タンの組み合わせが餌持ちも良く、数を伸ばせるのですが、
今回はイソメばかりに食ってくる地合いだったのでそこまで高活性ではなさそうでした。
ダブルでかかることもほとんどなく(1回のみ)、1投1投を丁寧に釣りあげて数を重ねました。
途中、海底に眠るビシを釣りあげてしまうハプニングもありましたが、ほとんどお祭りすることもなく終了し、実に良い釣りが出来ました。
鯵は18匹釣っていました。
ホクホクの釣果で家に帰り、合計10kg近いアジ+タチウオを捌く作業で日付を跨ぐことになりました。
疲れましたが充実感たっぷり。最高の休日でした。
おビールも最高に合う刺身です。
また行きたいと思います。