Kanchan(@kanchanblog)です。
最近は不動産投資も落ち着いて、数字を追いかけるだけになりました。
家賃が入金されて、返済が進むと毎月一安心します。
現預金の残高だけを見ていると、積み上がっていくので怖いもの無しという気分になれますが、
借金がたんまりあることを考えると安心出来ないような気がしてしまいます。
「気がする」だけなんですけどね。
お金の出入りがプラスで終わっていれば怖がる必要はない筈です。
もちろん、振り込まれる家賃と引き落とされる返済でプラスというだけでは、そのほかにかかってくる固定資産税、火災保険料、修繕費などトータルでマイナスになることもあるわけで、トータルがプラスであればの話です。
バランスシートの上での物件の価値をどう評価するかで、「要するにいくら持ってるのか」という資産状況は上下にぶれます。
一番下を示すのは、取得費から減価償却費を引いた帳簿価格(簿価)となることと思います(よほど高値掴みしていなければ)。
実勢価格(実際に売ったらいくらで売れるのか)、鑑定評価額(不動産鑑定士に依頼)などで見ることも出来ます。
自分は厳しい評価で見ておくと安心なので、簿価で資産額を評価しています。
簿価-残債を物件に入れている自己資金として追いかけています。
減価償却費を多く取っている節税物件では、毎月減価償却のために資産額は削られています。
株価下落とのダブルパンチで先月の資産減は大きかったです。
税還付が待ち遠しい気分です。
資産額を追いかけていて思ったことは、生活に何の影響もない数字を追いかけて何がしたいんだろう?ということです。
フィクションの中の、特定の物に執着して、苦しんでいる人間の様。
生活防衛資金を超えた、投資に使える分のお金はあってもなくても問題の起こらないお金のはずです。(なくなったら気分は悪いでしょうが)
資産額を追いかけ続ける「資本主義ゲーム」をプレイし始めて、右肩上がりに成長する間は楽しく続けられてきました。
キャッシュフロー目的の一棟目では、毎月増える純資産にココロオドル経営が出来ていました。
節税目的の二棟目では同じ指標(キャッシュフロー、簿価ー残債)を見ていたのでは資産形成的には後退しているように映り、無駄にげんなりするようになってしまいました。
KPIというか、拘りたい数字を流動資産額にするとか、右肩上がりになって楽しめる数字にした方がいいと感じています。
どうせまやかし。
お金も貯め込むだけでは価値を十分に引き出せません。
東洋哲学の「悟り」についても勉強してみたり。
心の平穏を追求できる数字を模索しています。
そして結構幅広い悩みに対して効力のある東洋哲学も面白いと思いました。
おすすめ本
読みやすくてエンタメ感満載で、あっという間に読めてしまいました。
悩んでいるのがちょっぴりアホらしくなります。