Kanchan(@kanchanblog)です。
フリー医として、サイドFIRE医として、考えさせられることがありました。
複数の医師バイトから収入を得ていると、一か所の雇用主の影響は分散されて、依存している/支配されている/生殺与奪の権利を握られているという感覚は薄くなっていきます。
病院では経営者クラスの方と話すことは普段あまりありませんが、クリニックの場合は院長先生と毎回顔を合わせるところが多いです。
あるクリニックの院長先生が、季節や時期によって患者数に波があり、忙しくなってくると「もっと働きに来られる日はないかい?」と言ってきたり、
閑散としてくると、「勤務時間を減らすか辞めてもらうか考えて」と言ってきたり、
経営の為の調整弁としての便利な駒として使われそうになることが度々ありました。
患者数に波があるので減ったと思ったら増えてきて勤務減らす話は無くなったり、逆に増えたと思ったら減ってきて勤務増やす話は無くなったり、振り回してくれるなぁwと思いながら同じように働いています。
経営の問題でもあり、調整しやすいように「非常勤」で契約しているというのもあるため、どうされても文句はありませんが、内心穏やかではないですよね。
収入の一部とは言え、年間通せばそれなりの金額の差が生まれる話ですし、他人に時間の使い方を好きなようにされるのは、自由を損なう「生き方の問題」と言えます。
それで、思ったんです。
こういう些細なレベルから「心乱される要素」を潰していかないといけないなと。
自分で自分の時間をコントロール出来るように育てていかないなと。
フリー医になって以来、ストレスや心の痛みのようなものを感じることがあまりなくなっていたので、折角得られたストレスを事業を育てる「燃料」にしていこうと思いました。
そして上手くいった暁にはそのクリニックから「卒業」したいと思います。