Kanchan(@kanchanblog)です。
何か新しいことに手を出してみようと思って、諦めたことはありますか。
私は日常茶飯事です。
人間コンフォートゾーンと言われる緊張しない行動、習慣、場所、人間関係の範囲に留まろうとする習性があります。
挑戦したいことを思いついた時、何も行動しないで済む言い訳を高速で考え出す才能は誰にでも備わっているというわけです。
そんな中でも、よく思い浮かぶ言い訳を3つ挙げて、書き換える方法を提示したいと思います。
新しいことに挑戦するということ自体、本能に逆らう不快な行為。
言い訳してやらなかったとしても自分を責める必要はありません。
言い訳を書き換えられたら、行動に移せる確率がちょっとだけ上がります。
そのちょっとの積み重ねが人生を変えます。
では、よく耳にする言い訳を見ていきます。
家族がいるから
家族持ちの人にやりたいことを聞いていると、
「家族を養わなきゃいけないから(諦めるしかない)」
「家族がいるから簡単に引っ越せない」
「家族がいるから自由に行動できない」
で、話が具体的に出来ないパターンを数多く見ました。
ある程度は「本当」なのでしょうが、そこまでやりたくない・やるのが怖い・覚悟していない、という本心を紛らわせるために「家族」というもっともらしいワードを出しているのではないでしょうか。
家族のために夢を諦めるのは結構です。
でもそれでやらなかった後悔をすることも受け入れられますか?
家族からしてみても「諦めてよ」「やめてよ」と言ったわけでもないのに、「あんたがいたから」「あんたが小さかったから」とか勝手に言い訳の材料にされて押し付けがましく愚痴を言われたら、関係を悪くするだけですよね。
当然ですが、家族と自分は別の人間です。
必要なのは、家族のために諦めることではなく、「現状で何が出来るかを考えること」です。
子供の親なら、何歳になっても挑戦して夢を叶えられるということを身を持って見せることで、子供にどれだけのことが伝わるか計り知れません。
家族のせいで出来ない理由よりも、家族が居る今何が出来るかを考えるようにしましょう。
時間がないから
これもよく聞かれる言い訳です。
誰にとっても時間は24時間しかありません。
それでも挑戦出来る人と挑戦出来ない人がいるのは、やったかやらなかったかの違いだけです。
殆ど全員が朝起きてから、夜寝るまでの間、何かをしています。
その日常に、追加で何かをしようと思ったら、時間は作るしかありません。
「時間がないから」やらないと言っている人は、今やっている活動の方を優先したいから新しい挑戦なんて出来ないと言っているのと同じことです。
誰でも大好きな人にデートの誘いを受けたらどうにか予定を合わせて応じるのではないでしょうか。
結局、時間があるかないかは、優先順位の問題なのです。
「時間がないからな」と頭に思い浮かんだら、「今やってることのほうが優先順位が高いからな」と言い換えてみましょう。
その言い換えに違和感を感じたら、何かをやめて、少しずつ始めてみるのが良いでしょう。
向いていないから
「自分には向いていないからやらない」
これもよく聞かれる言い訳ですね。
人間の才能は生まれ持った遺伝子や育ってきた環境である程度決まっているので、もっともらしい話なのですが、大抵の場合「やってみたこともないこと」に対して吐き捨てているように思います。
本当に才能がないか、「向いていないか」はやってみないと分かりません。
それもただ齧っただけでは分からず、一定期間本腰を入れて取り組んでいないと本当のところ分かりません。
好きなことじゃないとやる気になれないという人もいますが、取り組むと好きになる効果もあります。
「ちょっとやってみようか」と思って、「でも、向いていないしな」と情熱に蓋をしてしまいそうになったら、向いているかどうか判断出来るほど本気でやったか自分に問いかけて見ましょう。
多分「ちょっとやろう」と思えただけでも、きっと「向いて」います。
痛手を負わない範囲でいくらでも挑戦した方が良い。
やらないリスクは、人生の最後に後悔する可能性。
これを甘く見ている人が多いと思います。
皆さんにも挑戦マインドを育ててほしいと思います。