Kanchan(@kanchanblog)です。
人生は日常の連続で出来ています。
そして、日常の大半は習慣的行動で出来ています。
意識せず惰性で過ごしていると、易きに流れ、面倒な挑戦は避けながら過ごすことになると思います。
悪癖に支配された人生は、後半につけが回ってくることになります。
習慣は意識して変えることが可能です。
転職や引越し等で生活環境を丸ごと変えてしまうことが一つ。
そこまで大胆でなくても出来るのは、日常の中にルーティンを作ることです。
些細なルーティンでも、習慣付け出来るようになると自分が生活をコントロール出来ているという自己効力感が高まってきます。
自己効力感が高まると、もう少しだけキツイことに挑戦する下地になります。
でも、焦って変えようとしてはいけません。
人間の恒常性(ホメオスタシス)が働いて、違和感・不快感を覚えると、元の自分に戻されてしまいます。
ちょっとずつ変えることが大切なのです。
私の「勤務医を辞める」という大胆な選択も、初めの一歩は運動と瞑想を習慣化することから始まりました。
瞑想は一日5分(無理ならPlan Bで1分)を夜寝る前に。
運動は一日HIIT4分(Plan Bでスクワット30回)を夕方入浴する前に。
半年間は習慣化するまで負荷を上げたりはしませんでした。
やり始めると辛いな、嫌だな、面倒臭いなというネガティブな感情が出てくることが普通だと思います。
時にはPlan Bを使って甘えたりしながら、とにかく毎日続けることで習慣的行動に対しては感情が麻痺してきます。
歯磨きをし終えても達成感も不快感も感じないように。
既存の習慣と紐づけておくことで、習慣が途切れにくくなってきます。
やり忘れてベッドや浴室に入った時に気持ち悪い感覚が芽生えるようになってきます。
そうなればしめたもので、習慣化したと自信を持って言えます。
運動と瞑想は良質な睡眠を促す、メンタルを強くする、風邪を引きにくくする等、人生を歩む「基礎体力」を向上させる効果があります。
ほとんど休まずに勤務出来るのであれば、非常勤でも安定して高収入が得られそう。
常勤の長時間労働が寧ろリスク。健康にとっても訴訟を受ける確率にしても。
皆が選ばない「合理的な」選択が出来たのは、健康に自信がついたのとメンタルが強化されていたお陰でしょう。
孤独で不安を感じる方向へ自ら進むことが出来るようになるまで「強く」なれたのは、ルーティンの積み重ねによる変化でした。
自分が正しいとは思っていません。
大半が非常勤化すると医療崩壊まっしぐらになるでしょう。
そういう意味で社会にとって「都合の悪い」医師かもしれません。
しかし、一度きりの人生を社会の都合のために殺してしまうことはどうしても許せませんでした。
欲望をなかったことにしないで、もっとわがままにサンプル数1の幸せな医師の作り方を実験、実践しながら開拓していきたいと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。