Kanchan(@kanchanblog)です。
今回は釣行記です。
11月に解禁されてから機会を窺っていましたがついにヒラメ釣りに行ってくることが出来ました。
準備
当日の天気はこんな感じ。
風、波ともに穏やかな予報でした。
これなら一日酔わずに釣れそうです(という訳で釣行を決めました)。
港に21時に着いて車中泊で集合時間(4時30分)を待つことにしました。
受付所には船の釣り座の図と、釣り座番号に対応したカードが置いてあり、21時(平日)では1番乗りで選び放題でした。
右舷大艫をゲットしました。
最低気温7℃まで下がるので結構寒くなりました。
寝袋と布団を持って行って正解でした。
前に買った飾りオモリと、残っていた仕掛け、小型電動リールにマダイ専用竿(リーオマスター真鯛S300)で行けたので新たな買い出しはしなくても行けました。
出船
大艫は釣り座を広く使えるのでやりやすいです。
ロッドキーパー、電力丸(バッテリー)、ハサミ、ペンチ(針外し兼)、タオル、錘、仕掛けが置ければ完成です。
真っ暗な海に向けて出船します。
ヒラメでは必ず使うようになってきた飾りオモリ。
今回は替え針で仕掛けを長引かせられるか検証しました。
仕掛けは幹糸8号110cmにハリス6号60cm、孫針はトリプルフック、捨て糸は4号50cmです。
替え針は6号60cmで孫はトリプルフックです。
孫も普通の針にすることもありますが、掛かりにくくなること、イワシが弱りやすくなること(体に刺す針が太いため)がデメリットになるためトリプルフックにしています。
5時半頃出船して、釣り場まで移動があり、釣り始めの6時過ぎになると辺りは明るくなってきました。
結構寒いので真冬装備で出て行って、日が上がって暑くなってきたら脱いで調節することにしました。
実釣
ヒラメ釣りの基本は丁寧な餌付けと、底を取ることで、そこまで難しいところはありません。
ざるも用意されているので、イワシを暴れさせないように軽く掬って濡らした手で掴み、
上顎に刺す子針と、背中またはお腹に付ける孫針をなるべく早く鱗を剥がさないようにして掛けるのが大切です。
イワシを付けて海に入れたら、沈める前に水面でのイワシの動きを確認しておくと釣果が上がります。
絡みやすかったり回転したりしているようなら、釣れないので変えた方がいいです。
着底したら、底をトントンと触り続けて、且つオマツリ&根掛かり予防に底に付けっぱなしにはしないようにします。
活性が良いと、すぐに当たりが来ます。
当たったら竿を下げたり糸を出したりしてハリスにテンションが掛かりにくいようにして食い込みを待ちます。
「ヒラメ40」と言われるのはこの「当たりから針かかりまで」40秒待つという原則を表しています。
初めてのヒラメ釣りの時は最初の当たりで慌てて引っ張ってしまって、傷の付いたイワシだけが返ってきて終了。この日のあたりはその一回きり。坊主食らった思い出があります。
1日に何枚も釣れるような釣りではないので全当たりに全力で集中します。
その結果根掛かりするようなら錘を捨ててでもヒラメを揚げる。「捨て糸」はそういうコンセプトです。
飾りオモリだと一つ600円くらいしますが、ヒラメの為なら捨てられるようなメンタルでいないといざヒラメがかかった時逃しやすくなってしまいます。
2投目でアタリが来て、ちゃんと待つことが出来、小ぶりでしたがヒラメをGET出来ました。
坊主を脱して一安心になりました。
そして、続け様にアタリが来て、朝の流しで4枚まで伸ばすことが出来ました。
食っている途中にヒラメの外側からトリプルフックがかかる「スレ掛かり」も何度かあり、ラッキーな感じでした。
最初の4枚は同じ仕掛けで釣り上げることが出来ました。
針を飲ませる釣り方のため、ハリスを切らずに4枚も釣れたのはラッキーだったと言えます。
朝の間詰が終わってからは沈黙の時間が続きました。
当たりが無いわけではないのですが、食い込みが悪く途中で話してしまって歯形がついたイワシが返ってきたり、かかっても巻き上げ途中で外れてしまったり、オマツリがあったり、いまいちな時間でした。
ハリスにクセがついてきたときにかえ針を使いましたが、あまり変化は感じられませんでした。
ただラッキーで巻き上げ途中にメジマグロ(クロマグロの幼魚)が食い付いて、釣り上げることが出来ました。
その他にも食った途端に30m近く一気に走り、制御不能になる青物のような魚が掛かり、ファイトしましたがハリスを切られて逃げられてしまいました。
逃した魚はきっと大きかったです。掛けたら魚の顔は見たいものです。
昼にも間詰があって、2枚追加しました。
結局ハリスは2セットと、替え針2セットで一日遊べて経済的でした。
1日中楽しめて、最高のヒラメ釣りになりました。
前泊した甲斐があったというものです。
釣果
ヒラメ6枚
メジマグロ1匹
(船全体2-9枚)
片舷6人で、中小型船のためガラガラではありませんでしたが余裕を持って釣ることができました。
オマツリも2,3回で済みました。
良い釣り座だったということも大きかったと思います。
ヒラメもマグロもお土産でもらえたシラスも超美味でした。
また行きたいと思いました。