Kanchan(@kanchanblog)です。
不動産投資家になってから、自分の中の「現金の価値」が上がってしまってサイドFIRE医にあるまじき働き方をしてしまっています(笑)
改名を考えないとなぁと思いつつも、相応しい肩書きも思い浮かばずそのままにしています。
医師&不動産投資家はありきたりな感じだし。
人の目を気にしないと決めて常勤医を退いて、今更掲げる肩書きに意味などないのかもしれません。
先週は資産管理法人の一期目の決算申告書が完成して、電子申告が出来ました。
Freee会計を使用していて、取引数もさほど多くはないので自力でもやろうと思えば出来るのですが、
細かい税務の相談もしたいなと思って顧問税理士を付けたため、折角なのでお願いしました。
法人の決算月は設立時に自由に設定出来ます。
折角の銀行訪問をする機会なら、銀行が忙しくない時期に決算を出して訪問しようという意図で9月に設定しました。
申告期限は2か月以内で、11月末が申告期限。
申告書の完成も期末から2か月以内と謳っている税理士さんが多いです。
日頃から家計簿の要領で帳簿を付けているので、することと言えば領収書を送って待つだけ。
税理士様様。本当に楽な決算申告でした。
申告書をよく見てみて、学びもありました。
というか、ヤバイ勘違いを見つけてしまいました。
物件の簿価が購入価格よりかなり高額になっていて、諸経費による損金が思ったほど多くなかったのです。
恥ずかしながら、仲介手数料と、固都税清算金が土地建物比率に按分されて、それぞれの取得価格に組み入れられるという基本が抜けていたわけです。
早く法人を育てていきたい身としては、繰越損失を早く解消して黒字化したいところなので嬉しい誤算でした。
これが購入によって赤字を作って損益通算で節税を考えていたのなら、えらいことになってきます。
増やしたいのは資産価格ではなく、損益計算書に載せる損金なのですから。
痛み少なく学べて良かったと思うことが数多くある一棟目です。
管理会社さんの運営コストも客付け力も、想像していたよりずっと有力で暫くお任せしたいと思っています。
「間に入ってお金を取る商売」に対して、日本人は悪いイメージを持つ傾向にあると思います。
私も以前はそうだったと思います。
不動産投資をしてみて、自分の代わりに手足を動かして手間を省いてくれる、時間を与えてくれる価値ある存在に対しては惜しみなく支払いたいという気持ちが強くなりました。
税務的に考えれば、そのコストは税引き前の売上から出ていく「経費」で、手残りベースで考えると税率分割引が利いているようなものです。
それに、金銭の授受を介した関係こそ、事業において意味のある「付き合い」ですから。
たくさん稼いでたくさん支払って、周りを幸せに出来る人間・法人になりたいという思いを強くした決算申告でした。