一家に一台3Dプリンターの時代はやってくるのでしょうか。
3Dプリントゼミに引き続き、初心者に易しい3Dプリンターを探し、検討の末Flashforge Adventure3を購入しました。
決め手となったのは、
安価であること(63000円税別)
自動校正機能があること
静音であること
パーツ交換が楽なこと
サポートが良いこと
妥協したことは、15cm×15cmと造形サイズが小さめであること、柔らかい素材は苦手なこと、1000gフィラメントが外置きになること。
総じて、UIが初心者にやさしいことが時代的にも大事になってくると思いました。
iPhoneみたいに、説明書読まなくとも直感的に使い始められて、普通に使えることですね。
そして、素材自体はどうにもなりませんが、大きさは2分割して出力して、接続できるようにしておいたり、外置き用のホルダーを作ったり、工夫することでクリア出来ると思いました。
ポチってから4日後に自宅に届き、
開封!

近未来的な感じがイイですね。
説明書に従って、電源を入れて、付属してくるフィラメント(PLAクリアレッド250g)を装着し、ロードします。
ノズルからちょろっと出たら、ロード完了。印刷可能になるはずですが、どう見ても出てきていませんでした。
ノズル詰まりを取ってみたりしましたが、結局はフィラメントの先端を綺麗にカットして入れなおしたら引っ掛かりが取れたようで出てきました。
自動校正をして、準備完了。
作ってみたかった小物を作っていきました。
釘を立てて蚊取り線香を置くヤツ

子供用に、立つ鉛筆キャップ


名前を銘入れしてあげたら、気に入りました。
台所引き出しの仕切り

無くしてしまった印鑑のキャップ

1000gフィラメント用の外置きスプールホルダー

合うものがなければ作ればいい。というわけで作ったスプールホルダーです。
元ネタはThingiversにあります。そのままでは15cmに収まらないので、縮小して、そうすると高さが低くてスプールが地に着いてしまうので、高くして、すると軸受けが歪むので切り離しておいて高く伸ばした所に乗せる、というふうに工夫して作りました。
有り物を自分に合うようにカスタマイズ出来るのはとても便利です。
感想
出来たものは削ったり、熱して曲げたり、加工することも出来るので、便利です。
作ることが楽しいと、無駄に作ってしまうかもしれません。
原価だけ見ても100円ショップの方が安いものも沢山あります。
オリジナルの困りごとを解消する手段として使えると良いなと思います。
そして、モデリングソフトにも手を広げていきたいと思います。
