SHIP

シンギュラリティ時代の介護と多様性(SHIPイベント)とか

毎日勉強したことを記録する目的で、このブログを使ってみるのも良いのかなと思っています。

起業関連の本や情報サイトなど読んで、知識を集めていますが、プロダクトや技術的な根拠も人脈も持たない段階では雲を掴む話になりがちで、具体的な前進があまり感じられません。

モチベーションを上げるには、嘘でもいいから前に進んでいる感覚を持つことと、人間関係が大事と言われています。

プロダクトのことは一旦置いておいて、人との繋がりを作ることと、ビジネスでの経験を積み上げることを当面(1-2年くらい)の目標にして、動いて行こうかと思います。

イベントについて

今日はSHIPのオープンイベント:シンギュラリティ時代の介護と多様性(ゲスト:落合陽一さん、下河原忠道さん)

それぞれピクシーダストテクノロジーズ、シルバーウッドという会社を率いておられる起業家の方。

僕でさえ知っている位の有名人2人の対談。

フィードに流れてきたとき、ビックリしました。と同時に申し込みました。

数日で満席となった模様。やっぱり・・。

このイベントにどういうマインドセットで参加するか。考えました。

事前学習

医療、介護、テクノロジーという同じ領域に関心を持った人が集まっているはずだから、友達になりやすいのではないか。

IT技術で何が出来るのか。

どういう発想でアイデアを形にしていったのだろうか。

好奇心、学習意欲が刺激されます。

両者が業務提携されて、出来ることが広がっていきそうというニュースも発表されていました。

イベントは何も考えずに参加すると、直後良い気分になるだけ。

だから、解決したい疑問をいくつか考えて臨むことにしました。

人間とは何なんだろう?

仲良くなれる人がいるのだろうか。

漠然とではありますが、目的を意識するようにしてみました。

イベント

下河原さんのシルバーウッドの会社説明があり、カイスケスケッターと言う介護の人材不足解消を目指すベンチャーの紹介があり、落合さんのピクシーダストの説明があり、

それから二人が合同で取り組み始めるに至った自動運転車椅子(xMOVE)の説明になりました。

落合さんは研究と社会課題を結び、得られた利益を研究費に回して、研究を進めるという起業をされているのは有名ですが、今回はその具体例を一つ聞かせてもらった形です。

もともととある企業から余った車椅子を買い取って、ラジコンに出来ないかと弄っているうちにセンサー、コンピュータ、ステレオなど付けて、自動運転車椅子化できるソフトウェアを開発して、実装するに至ったということで、やはり想像だけで作れるはずはなく、

実物を見て、触って、使ってみるのはアイデアを作る上で強いと思いました。

車椅子はどこへ行くかという手段であって、目的ではない。押している人と目線が合わないのは、ダイバーシティの人(障害者、利用者)のことを考えられていない。

と独自の視点もあったようです。

今後、車椅子移乗も自動化したり、制限なく外出できるようにしたり、発展していけば良いなと思いました。

対談では、SHIP代表の石井先生のファシリテーションの中、下河原さんと落合さんの価値観を語ってもらいました。

下河原さんのクソツイdisりも面白かったですが、(死ぬ前に煙草を吸わせた施設、入浴介助の機械が非人道的だetc.)

落合さんの独特の感性は、アーティストを自認していることもあり、はっとさせられるところが多かったです。

老いとは世界の解像度が緩やかに低下していくこと」でそれは幸せなこと

死に方を選べるなら、達成感を感じた直後が良い。

xMOVEの事業は社会貢献したくて始めた訳ではなく、ラボで応用を重ねても社会的に意味のない方向に進んでいってしまうことが多い中で、

社会で課題とされる問題を解決することでアイデアを洗練させ、「社会彫刻」を残した方が面白いという価値観から。

社会保障費の問題を解決するとか、医療者から出やすい問題が起点になっていない所も興味深いと思いました。

おわりに

医療の形を変えるのは、技術的な背景は勿論ありますが、本質的にはアート、デザインの発想が大きいなと思いました。

人間は不合理な生き物。

生き方にも、死に方にも、互いへの関わり方にも、合理とはとても言えない判断をしたがる。

長生きしたいけど、早く死にたくて、認められたいけど、放っておいて欲しくて、かまってほしい。

誰と接するにも、「一貫的で合理的な存在であること」を期待しないことと、「自分の存在も見失わないようにすること」が上手く生きるコツなのかなと思いました。

終了後にSHIPメンバーで飲み会をしました。良い気づきを貰えた一日。企画されたみんなに感謝します。

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kanchan
一般内科、消化器内科、救急、脳神経外科、大学病院、関連病院、民間病院。色々な医療現場を経験してきました。 医療×テクノロジーで未来を創造することが夢です。

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