2020年初釣りはタチウオでした。
金沢八景の忠彦丸に行ってきました。
3時半起床、5時過ぎ到着して、釣り座を確認したところ、
8番目くらいで、四隅は埋まっていました。
連休中なので、連日のお客さんが数名入っていたようで。
右舷のミヨシの2番目に釣り座を確保しました。
連休最終日だし、風が強く波が高くなるかもしれないとアナウンスされていたこともあり、少なくなることを期待していましたが、片舷13人、全部で25人での出船でした。
どのくらい混みあうかを予測するのはその日一日良い釣りができるかどうかの大事な要素なので重要ですね。
空いた船宿を探すと、釣らせるのが下手だったり、少なすぎて出船しないことになったり、それはそれで難があります。
究極は自分で船を所有するところになるのかなと思ったり。
快晴で空気も澄んで良い釣り日和になりました。
本日の釣り場は沖の瀬
アクアライン、海ほたるの見える割と水深の浅い(30m程度)海域でした。
初めての場所かもしれません。観音崎沖以外はそれほど難しくなく釣れるので、あまり気にしていませんでした。
仕掛けはサバ短冊。
タチウオ針に縫い刺しして、水中で小魚に見えるように中心線に沿って真っすぐ付けることが大切です。
チモトのパイプとか飾り物は、食いが悪くなるので外しておくのが鉄則。
深場では付けていても良いとのことです。


釣り場に着くと、船団が形成されています。
熱くなる場面。
タチウオの群れが固まっている時は、よく釣れることが多いです。
群れがばらけてくると、船団もばらけてきて、食いも悪くなり、難しくなっていきます。

探検丸も準備して行きましたが、タチウオ船では対応してませんでした。
船の親機を起動すれば対応するのでしょうが、探検丸を見るより、指示棚をしっかり探った方が釣れるということなのでしょう。
探検丸はしまって、釣りに専念することにしました。
朝一番は活性良く、落とせば釣れる状態でした。
夏タチのような、ショートピッチの早いシャクリに付いてきて食ってくれるパターンが多く、数をどんどんのばすことが出来ました。
指4本~5本の大きなタチウオが主体で、結構なボリューム感。
あっという間に10本キープとなりました。
そして、徐々に活性が落ちてきて、上手い人だけが釣りあげられる活性になってきました。
タチウオマニアになってくると、釣れないときに釣りあげた一本がたまらなくなってきます。
その快感を求めて釣れない春先にタチウオ釣りに行ったりする性癖も現れてきます。
12本まであっという間に釣ってから、15本、20本になるまで苦労したのですが、その後半の方が楽しいと思いました。
工夫のし甲斐があるからです。
シャクリのピッチ、シャクリ幅、シャクリとシャクリの間の長さ、飾り物、針のサイズ、針のタイプ、 ハリスの太さ、長さ、エサの付け方、エサの種類、アミノ酸パワーの有無、誘い始める棚、当たり棚、誘い始めるまでの間、天秤のタイプ、天秤アームの長さ、錘のタイプ
シンプルな一本張りの仕掛けにも、変えられるパラメーターは沢山あります。
全く同じ釣り方はないということです。
その日、その時の当たる釣り方を探すのが釣り人の腕であり、釣りの醍醐味だと思います。
沢山試行錯誤出来ました。
針を飲まれてハリスロストすることが多く、持って行った3/0号の針を使い切り、2/0号の針も残り1本というところまで追い詰められました。
13時に納竿となり、結果20本でした。
最後の流しで1本上げられたので、終わり良ければ総て良し!
クーラー満タンの食べきれないタチウオを持って帰ることになりました。
船中3-27本/25名
6番手の普通の釣果でした。
オマツリが多く、仕掛けをロストしまくりましたが、PEは切られずに済んだのでまあ良しという感じでしょう。
初釣りは縁起よく成功となりました。

