三浦半島旅行2019の続き、4日目の日記になりますが、ほぼ釣りの一日だったのでタイトル変えました。
前日の整理券のお陰で開店時に行くと、釣り座が選べて右舷艫2番になりました。
近くに宿を取っていたからいつもより寝られると言っても3時半起き。
マダイは朝が早い辛さが付いて回ります。
駐車場に停めた車の中で6時半の出船まで休みます。
いつの間にか乗れるようになってる感じで6時過ぎに行ってみると遅れた感じになり、釣り座作りは慌ただしい感じになってしまいました。
早く着いたのに・・・。
釣り座作りのルーティンワークをなるべく考えずに出来るように荷物の整理は、取り出す順番を考えてしているので大丈夫でした。
朝焼けとともに出船
ですが本日は曇り一時雨の予報通り、朝日は曇っていて実感できません。
釣り場までは15分ほどで到着しました。
7時過ぎから実釣開始。
最高の瞬間です。
今回の新しい相棒は、探検丸


どういうときにどんな表示がされるのか、気にしながらの釣りでした。
ベタ凪な一日の割に、いつもより揺れが体に残った気がします。船酔いという程ではありませんでした。
4号10mの一般的なコマセマダイ仕掛けです。プラビシFL80号、PE4号、マダイ専用の夢の天秤、クッションゴム1.5mm1mにて。
最初指示棚に現れる反応のような帯は、コマセカゴが映っているんだろうなと思っていました。
自分が落とした時に何も現れないのは、魚探のセンサーの位置からずれてるからだろうなと。
でも違いました。
ミヨシ寄りのセンサーの近くにいる人が仕掛けを下ろしていても、帯が映らないことが多々ありました。
そして気付きました。コマセに群がってくるエサ取りの魚たちの反応だと。
船長の指示棚は水面からのメートル数を言われ、それがビシカゴの位置になります。
ビシカゴが指示棚に到達した時点では、ハリスと針、付けエサのオキアミはカゴより10m近く上にあります。
それが潮の流れと仕掛け自体の重さによって落ちていき、速すぎない潮流ではビシの下10mの位置に来ます。
ビシカゴに群がる魚が多すぎると付けエサがマダイの棚に落ちる前に食われてしまい、釣れる訳がない状況になるだろうことが想像できました。
コマセを出やすくして、カゴに群がらせて、付けエサを落とす。
重いガン玉をつけて早くエサ取りの層を抜けられるようにする。
そういった工夫もマダイを釣るためには必要ということが分かりました。
水深も表示されるので、船長がいつもハリス長+3,4mの位置にビシカゴが来るように指示していることも分かりました。
乗っ込みの時期にはそのタナは上の方まで上がり、秋の落ちダイと言われる時期には下の方に固まる。マダイ釣りの季節性も考慮する必要はありますが、指示棚を万が一聞き逃しても、滑らない釣りをすることが可能になりました。
釣りがますます楽しくなるアイテムです。
休みどころが分かるというのも大きいです。
マダイは待っている時間が長い釣りですからね。
集中しっぱなしでは消耗してしまいます。
適当に休んで、海を楽しむことも大事。
そういったサポートにも探検丸は役立ってくれそうです。
ちなみに、マダイが来ている時の反応はこんな感じ。

コマセに群がる魚群も少しありますが、そこから2m付近に浮かんだ魚の反応があります。
これがマダイ。
この画面が見えている時はこまめに付けエサを確認し、どんどん手返しよく投入するのが大切です。
船長もアナウンスしてくれますが、探検丸を見ながらできる人はメリハリをつけることが出来るのでやっぱり釣果に差が出る道具になるんじゃないかと思いました。
今回は前回のような痛恨のハリス切れを起こさないようにハリスの扱いと、ドラグを緩めて待つことを徹底しました。
しかし、激渋い一日でした。
エサはかじられたり無くなったりすることが殆どなのでエサ取りはいますが、マダイに届いていないのかもしれません。
届いていても食わないのかもしれません。
海の中の様子を想像して、棚を上げたり、下げたり、落とし込みをしたり、誘いを入れたり、ガン玉をつけたり。コマセの餌の残り方も見ながら出方を調整したりもしました。
工夫がすごく大事。
釣りの醍醐味です。
一回しか当たりはありませんでした。
タモも必要ないレベルのマダイさん。

ボウズが逃れられて一安心。
しかし、後が続かず。
右舷側で大ダイが一匹上がりましたが、大半の人が坊主の虚しい日でした。
そんな時自分だけ釣れてると微妙ですね。
かける言葉が見つからない・・・。
同じ釣りに来ている人同士。
仲良くなる可能性は他より高いコミュニケーションの場なのですが。
僕も僕とて小魚一匹。
かろうじて正月が迎えられました。
が、満足とは程遠い釣行でした。
帰ってきて、改めて見ると縮んだかと思うくらい小さい・・・。

片付けは楽でいいんですけどね!
マダイ釣りの上達を誓った一日でした。
